limma's curiosity shop

プロダクト・プランナーでデザイナーで時々DJのサラリーマンが綴る楽器と音楽と写真の話。Shopとあるけど買える物はありません、でも知っていると人生が楽しくなるかも知れないモノを紹介してます。

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書評:マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと

ちょっと思ってたのとは違った「マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと

思ってたのはマイクロトレンド(=世の中を動かす影響力をもつような 小さなグループ)をどう利用して、ビジネスに生かすのか、その手法と事例をまとめているのだと思っていた。

実際には統計上見つけられるマイクロトレンドを集めている。しかも原著は70の事例が載っているのに本著は41に減っている、「下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)」の著者である三浦展氏の解説があるからトントンだろうか。下流社会っぽい話が多いのは三浦氏のせいか、格差社会のアメリカだからこそか、どちらだろうか。

マイクロトレンドのリファレンスとしては良いし、原書も併せてチェックしたい。

マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと

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デザイン力はプロダクト・プランニングに役立つのか

東京都が主催する実践デザイナー育成講座「デザイン・ツールズ」で自分と同世代くらいのデザイナーさん達にプロダクト・プランニングのお話させていただくことになったので、ここ最近はずっとデザインとプランニングについて考えている。

デザインとプランニングとの違いという一般的なことから、自分がなぜデザインをやめてロダクト・プランニングをやると決めたのかという個人的なことまで。シラバスに「デザイナーがプランナーになる強みが分かると思います」と書いてしまった以上は、それを伝えられるように準備するしかない。

色々と考えているうちに、デザインからプロダクト・プランニングに移ったばかりの自分を勇気づけてくれた記事を思い出したので紹介。今から5年前の2005年8月1日の記事だけど今でも同じように共感できる。

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書評「ビジネスの成功はデザインだ」神田昌典, 湯山玲子

ビジネスの成功はデザインだ

神田昌典さん、湯山玲子さん、二人の著者が別々に行った公演を元にした書籍。神田昌典さんは企業のブランディングについて、湯山玲子さんはブランディングで成功したビジネスの事例紹介について書いている。

神田さんの話はブランディングの重要性、効果、手法、注意点など。ここだけ抜き出すとよくあるブランディング本だが独特の切り口のおかげで面白く読める。湯山さんはラッシュやビレッジバンガードなどの成功例を分析・紹介。

最も共感したのは、人々の興味が離散化していることに神田さんが言及しているところ。神田さん風に言えば、「顧客は閉じた空間に引きこもっている」ということ。10年程前までは皆が同じようなテレビや映画を見ており共通の話題があったが、人々がバラバラの関心事に没頭するようになってしまった。必ずしもリアルで繋がる必要はなく、Twitterなどのソーシャルメディア上で関心の似ている人と繋がる方が刺激的であるということ。

周りの人に合わせる必要がなく関心事に妥協が必要がなくなった現代において、人々の興味を集めるためには商品の魅力に強い強度が求められる。それは製品をニッチな方に向けることになり、同時にターゲットが狭くなるリスクを追うことになる。この矛盾を考えなければならないのが今の時代にモノを作る人の共通の課題であると言える。この問題に対する答えまでは書いてないが、良い思索のきっかけとなった。

読みやすい文体と構成のおかげで読み口が軽く1時間程度で読める。コモディティな商品の開発に関わる人は読んでおいた方が良い。

以下、ウェブで見つけた書評をリストアップ

ほんのむし:ビジネスの成功はデザインだ

パワーアップ読書!ビジネスの成功はデザインだ 3

書評:ビジネスの成功はデザインだ

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「神戸大学ビジネススクールで教える コーチング・リーダーシップ」

コーチング学習強化月間4冊目、神戸大学ビジネススクールで教える コーチング・リーダーシップ

神戸大学とタイトルにあるせいか、どことなく論文っぽい文章が好みが分かれるところ。僕はその手の文章が苦手なので読むのに時間がかかった。章毎に異なる3人の著者が書いている。

第一章はMBAにおけるコーチングの位置づけについて。MBA教育において如何にコーチングが必要であるか、なぜ神戸大学ビジネススクールで採用したのかを語っている。

第二章、三章は先に読んでいた「コーチングの教科書」の著者である伊藤守氏によるもの。コーチングの基礎についてで「コーチングの教科書」より詳しく書かれている。コーチングの基本を知るには必要充分な内容。

第四章はコーチングの技術について。チャンク・ダウン、スライド・アウト、ペーシンングなど状況毎に必要なスキルを解説している。第五章では企業でのコーチングの有用性を統計的に解説、第六章は企業でのコーチングの実例をキリンビールと中部電力の実例をもとに解説している。第七章と第八章。支援学、エグゼクティブ・コーチングについて。

コーチング学習強化月間の最後の本としては最適な内容、最初に読んでも分かりやすい、MBA系の本をたくさん読んでいる人は一番入りやすいはず。

神戸大学ビジネススクールで教える コーチング・リーダーシップ

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「コーチング・バイブル―人と組織の本領発揮を支援する協働的コミュニケーション」

コーチング学習強化月間3冊目、コーチング・バイブル―人と組織の本領発揮を支援する協働的コミュニケーション

コーチング・バイブル―人と組織の本領発揮を支援する協働的コミュニケーション (BEST SOLUTION)

コーチングを職業とする人向けの本格的な内容、だからクライアントとの接し方や、具体的なやり取りの例など実務的な内容を多く含み、サラリーマンが参考にするには少し行き過ぎだと感じることもある。訳書固有の言い回しが回りくどく感じる部分があり入門としては不向き。

しかし、今まで読んだ2冊にはばう具体的にどう進行するべきかという実践的な部分に触れられており最大の特長だと言える。コーチング論について具体例を交えてしっかりと説明されており、困ったときに参照するリファレンスと捉えると非常に有用な本であると言える。3冊目に出会えたのはラッキー。

今まで読んだコーチングの本。

ちょっと読書ペースが落ちてきた。もう少し上げないと。

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「 プレイングマネジャーのための 新図解コーチング術—2週間で人を育てる55の最新メソッド」佐藤 英郎 (著)

コーチング学習強化月間2冊目、 プレイングマネジャーのための 新図解コーチング術

プレイングマネジャーのための 新図解コーチング術―2週間で人を育てる55の最新メソッド
基本的なコーチングの理論は先に読んでいた「コーチングの教科書」とほぼ同じ。行動パターンによる人のタイプ分けを行うDiSC理論などが新知識。 この本独自であろう点は選択理論心理学をバックボーンとしているところ。実際に興味深い内容も多く面白い点もあるが、断片的で箇条書き的にしか選択理論心理学に触れられていないのが残念。

コーチングの教科書

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「 コーチングの教科書」 伊藤 守 (著)

コーチング学習強化月間1冊目、コーチングの教科書

コーチングの教科書

最初の章”コーチングの基本”はコーチングスキルについて体系的にまとめてあり、後半の2つの章ではフォローしきれなかった有用で雑多な情報をリストアップしている印象。コーチングの初歩の初歩を無理なく分かりやすい分量でまとめてあるのが良い、最初に出会えて嬉しい入門書。

今のところ3冊のコーチングの本を読んでいて、さらにもう一冊くらいを週内に読みたいところ。そうしたらコーチング自体についてまとめようと思う。

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本「予想どおりに不合理」

面白いんだね、行動経済学って。以下、Amazonの評価より抜粋。

  • 全く関係ない数字を、ある商品を買っても良い価格判断のベースにしてしまったり、
  • 数種類のオファリング価格の中にダミーが入っていると無意識にその価格に引っ張られた判断をしてしまったり、
  • 無料と1円の差異が判断に及ぼす心理的インパクトはとてつも無く大きかったり、
  • 社会規範(social norm)と市場規範(market norm)の文脈を間違えて、互恵といった考え方に代表される前者の文脈で対処すべきところに、後者のお金の概念を持ち込むと人間関係、企業の消費者対応や従業員対応等々あらゆる面で総スカンを食うとか、
  • 人間は冷静な状態と興奮した状態では好き嫌いや善悪の許容度といった点での判断に大きな差が出てしまうとか、
  • 自分が所有している物の価値測定に際しては感情移入をしてしまう結果とてつもなく過大評価をしてしまうとか

行動経済学とは(Wikipedia:行動経済学より引用)、

行動経済学(こうどうけいざいがく)とは、経済人を前提とした経済学ではなく、実際の人間を前提とし、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とした経済学である。

行動経済学は、心理学と深い関係にある。元々、心理学と経済学は一体のものであり、18世紀頃には経済学者は心理学者も兼ねていたとみることができる。例えば、アダム・スミスは『道徳感情論』(1759年)や『国富論』(1776年)で、合理性と心理面との関係について述べている。20世紀に入っても、ジョン・メイナード・ケインズなどが心理と経済との関係について述べている[1]

その後、経済学は経済人を前提としたものが主流となっていったが、認知心理学の発展もあり、経済学と心理学は再び融合し、行動経済学という分野が研究されるようになった[1]

2002年、行動経済学の立役者であるダニエル・カーネマンが、ノーベル経済学賞を受賞した。

面白かった点は3つ。

  • 不合理な行動が満載
  • 不合理な行動を実証する実験方法
  • 日常で使える不合理な行動

この手の「理屈じゃ分かっててもやっちゃうことよねー。」な出来事って友人との馬鹿話レベルでたくさんあると思う。それを読んでいるだけでも面白い。、「やっちゃうよねー。」な出来事を実証するための実験手法は定量的に照明できない物事を扱う時の参考になる。いくつかの不合理な行動は日常でも使えるそう、中でもアンカリングは自然と使ってる気がする。

アンカリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アンカリング(英: Anchoring)とは、認知バイアスの一種であり、判断する際に特定の特徴や情報の断片をあまりにも重視する傾向を意味する。係留または英: Forcalism(焦点化)とも。

個人の通常の意思決定においては、まず特定の情報や値に過度に注目し、その後状況における他の要素を考慮して調整する。一般にこのような意思決定には、最初に注目した値についてのバイアスが存在する。

例えば、中古車を買おうと探している人がいるとする。彼は走行距離と年式に注目し、それを中古車選びの判断基準にしていて、エンジンやトランスミッションの保守状況の良否をあまり考慮しない。これがアンカリングである。

係留と調整のヒューリスティック

係留と調整は、心理学的ヒューリスティックであり、人々が直観的に可能性を評価する方法に影響を与える。このヒューリスティックによれば、暗黙のうちに示唆された参照点を出発点とし、それに調整を加えて何らかの推定に至る。

係留と調整のヒューリスティックを最初に理論化したのは、エイモス・トベルスキーとダニエル・カーネマンで ある。彼らの初期の研究によれば、アフリカの国々が国連メンバーとなっている割合を訊ねられた人々について、最初に「45%より上か下か?」と訊かれた人 々は最初に「65%より上か下か?」と訊かれた人々よりも小さい値を答える傾向があることが示された。このパターンは他の様々な推定についての実験でも同 様であった。別の研究者は、係留と調整は適正価格の認知のような他の種類の推定に影響を与えると示唆した。

この発見は、交渉において最初に極端な立場を取るべきだということを示唆しているとする専門家もいる。

別の例として、マサチューセッツ工科大学の 教授 Dan Ariely が提案したものがある。聴衆に彼らの社会保障番号の最後の2桁をまず書いてもらい、次にワインやチョコレートなどの品物に擬似的に入札してもらう。最初に 書いた数字が大きい人々は、高い値段で入札する傾向がある。最初に数字を強く考えた単純な行為が、論理的には何の関係もない次の行為に影響を与える[1]

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[Book]そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生

最高に面白い。

ビジネス・サクセス・ストーリーだと思っていたのは大間違い、自分と人を信じ、人を幸せにするためには何をするべきかを考え、行動し続けた人の自伝。それが人の心を打つ。

ビジネスを構築するポイントを読み解くよりも、やる気のない人たちをやる気にさせる方法を見つけることよりも、過疎を打開する策を読み探すよりも、著者である横石さんの四半世紀に感情移入することで楽しめる私小説であるといえる。

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『ナレッジマネジメント入門』紺野登(日本経済新聞社)

ナレッジマネジメント入門 (日経文庫)

以前、学校で著者の授業を受けたので、懐かしくて購入。授業の内容は、この中から、一部切り出したものだと分かった。

ナレッジマネジメント用語?を1語ごと見開きで説明。分かった気になれた。最後の方で「中小企業では、こういった事ができている」みたいな事が書いてある。「じゃあ、俺は読んでも意味ないじゃん」と軽くムカつく。

これを読んだ後、某社長がテレビで、ここに書いてある単語を並べたような自社の構想を語っていた。どうやら、世の中にもある程度、浸透しているのだなと感心。

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